『LA LA LAND』(試写会)

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ひと足お先に、観てきちゃった。

嬉しいことに試写会が当たったので、

早めの夕食をとって、映画館へ…

 

初めて『ラ・ラ・ランド』を知ったのは

年末だったかに出ていた雑誌の映画特集で。

今の映画と昔の映画とごちゃ混ぜになって

誰かのオススメの映画が

写真とともに紹介されていて、

背景の色と人物のドレスの色がきれいで

「この映画、今度観よっと」とすぐ思った。

その時は勝手に昔の映画だと思い込んでいて、

これから日本で公開されることに驚いた。

 

そのあと、年末年始にロサンゼルスに

行ってきたというアメリカ留学中の友人が

『ラ・ラ・ランド』が面白かったと

熱烈プッシュしてくれた。

ひと足お先に観ることになったと伝えたら

「この景色を本編で探してね」と、写真で

プレ"聖地巡礼"をさせてくれたので

私はますます映画が楽しみだった。

 

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ミュージカル映画だから、冒頭も一曲

歌と踊りで飾られている。

まず、それに一気に引き込まれてしまう。

なんというかもう、踊りもいいし、

フリーウェイのずっと続く上に車が沢山あって

ロサンゼルスの気候と、人々の

晴れ晴れとした顔がそこにあって

曲調もわくわくするし、初めから最高だった。

 

去年のちょうど2月に訪れたロサンゼルスを

瞬時に思い出した。

あの日もフリーウェイの上は渋滞していて

海の帰り、Uberの運転手さんが

舌を鳴らしていたのだった。

 

まだ公開前なので、あんまり

細かいパーツについては話さないほうが

いいと思うので書かないけれど、

観た人とは思わず

語り合いたくなってしまうだろう。

私もアメリカで映画を観た友人と

メッセージで1時間以上語り合ってしまった。

 

夢を追いかける

サクセス・ストーリーとして観るか、

ミアとセバスチャンの恋の物語として観るか、

そのどちらでもないか…観点はいろいろだけど

ぜひ焦点を変えて、また観たいと思った。

そうしたらまた、

この作品についてブログを書きます。

 

歌の歌詞も字幕の翻訳もとってもよくて、

心に響く言葉がいくつも見つかった。

友人いわく「そんなに難しい英語ではない」

ので、同じ歌を私も英語で

歌えるようになれたらいいななんて思う。

 

『ラ・ラ・ランド』の公開は24日。

ミュージカルやジャズが好きな人も

なにか夢がある人も、

夢が叶わないと落ち込んでいる人も、

ロサンゼルスのキラキラした雰囲気を

楽しみたいと思う人も、

そしてそうでない人にも

ぜひ観てほしい作品だった。

 

 

追記

試写会から3日経ったけれど、

楽曲がやはりめちゃめちゃよい。

サントラを聴いてはうっとりする日々。

ただし、映画の内容を思い出して

涙がこみあげてくることもあるから

化粧の最中に聴くことを自分に禁じた。

わくわくするのに泣けてくるってすごいよね。

 

予告編動画でも楽曲の魅力が伝わるので

ぜひYoutubeの予告編で聴いてみてください。

世界が遠い夜

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小学生の頃までは、私にとって部屋の中では

ラジカセ付きのCDプレイヤーだけが

世界とリアルタイムでつながれる

貴重なアイテムだった。

 

ラジオのスイッチをオンにするのは、

リアルタイムの世界をキャッチする合図。

 

最新の音楽、楽しいおしゃべりが届く。

孤独な気持ちを感じたら

スイッチをオンにしたものだった。

オフならオフで、それも落ち着いた。

 

今はどうだろう。

使い古したガラケーiPod

設定によってWiFiが使えるiPodiPad

ICレコーダーにもラジオは付いているし、

スマホにパソコンも部屋にはある。

 

小学生の頃に無音の中で感じた孤独は

もう私の部屋にはなくなった。

代わりに別の意味での孤独とかさみしさとか

そういったものが端末を通して届けられる。

 

枕元の時計が壊れてしまったので

ここ数年はずっとiPhoneのアラーム機能に

頼りきって朝、起きている。

 

きのう、翌朝は早く起きる必要がないんだ…

ということを思い出して、とても久しぶりに

iPhoneのアラーム機能を使わないでみた。

枕元にiPhoneをいつも置いていたけれど

それもなし。ベッドに持ち込まなかった。

 

代わりに眠たくなるまで

文庫本を読むことにして、

端末を見ないで私は眠りについた。

 

世界が遠い夜だった。

文庫本に入っている物語は

はるか数十年前の時代のものだ。

眠りについて、火事の夢をなぜかみた。

小学生の頃に毎日感じていた孤独、

それも「いい」孤独の気持ちがまた

一夜にして蘇ってきていい夜だった。

週末TIPS

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2月に入っても変わらず

「自己流・7つの習慣」を続けている。

一歩が踏み出せなくなるだめだめの日も

不安が蓄積してどうしようもない日も

なんとかこの習慣ととともに切り抜けて来た。

 

今週は毎日しっかり7つのタスクをこなして

眠りにつくことが出来ているから、

お風呂あがりの時間がとてもいい気分だ。

 

土日も予定が入っていないとヤダ!という

時期もあったけれど、

近年は予定を作らない休日も楽しんでいて

昨年末に部屋を大掃除してからは

部屋にいる時間がますます楽しくなった。

 

そうなると、つい部屋のために何かしたくて

また、平日のタスクのこなしこぼしを

なんとかスッキリ精算させたくて

土日の家にいる日にいつもより多くの

やるべきことを設定してしまう癖がある。

そして結局急な予定が入ったり

思わず夕刻まで昼寝をしたりしてこなせず

「だめだめの日」を作ってしまうことがある。

 

先週は映画『沈黙』を観た。

半券は捨てずに手帳に貼りたい。

だから先週のウィークリーページの

「自己流・7つの習慣」を書き込むスペースは

半券を貼ったので週末が少し狭くなった。

(シネ・ウインドで観た2作品は半券なし)

 

週頭はいろいろ錯誤して頑張ったし、

週末はちょっとゆるくいこう…と

半券に占拠されたスペースを見て考えた。

「7つ」、日によっては「9つ」以上

埋めていたタスクだけど、

先週末は「5つ」に設定して書き込んだ。

 

1週間の生活リズムや過ごし方にもよるけれど

たまにはこうして別のもので

ウィークリーページを占拠してしまって、

ゆるい週末を過ごすのもいいな。

『沈黙』

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この世界の片隅に』に続いて

ぼうっと観てはいられない作品を。

 

遠藤周作が原作を書いた『沈黙』。

スコセッシ監督がハリウッド映画にして

世界でこの物語が公開されることとなった。

 

ポルトガルの宣教師が、

キリシタンを弾圧する日本の地に踏み入れた。

彼らには、囁かれている

先輩の宣教師がキリスト教を棄教したとの噂の

真相を確かめるという目的があったーー。

 

映画の始まりって、音楽が流れたり

主人公の生活音なんかがしたりするものだけど

『沈黙』はただひたすらに静寂の中、

虫の声、葉が擦れる音がするだけだった。

『沈黙』というそのタイトルの通り

BGMらしいBGMはこの映画に似合わない。

 

『沈黙』というタイトルを監督がどう解釈して

映画を作るのに組み込んだか、

また、物語にとっての「沈黙」は

どのようなことを意味するのか…

一度目でなぞっておわり、ではなかなか

自分の中で考えが解決しない。

スコセッシ監督なりの解釈や、

役者それぞれなりの解釈があって

物語が映画として完成して成り立つように

映画を観る私たちそれぞれも

解釈の仕方があると思った。

 

主人公の宣教師・ロドリゴは、

どんなに祈っても神は答えてくれないと憂う。

島の荒地の上空を飛ぶ鳥を見て

あれもまた神の使い(正しい表現は失念)

だ、と頬をほころばせる。対して

日本ではすべての自然のものが仏だという

考えかたが広まっていて、

BGMのように映画のはじめと終わりを

覆っていた虫の声だって、

アニミズムに基づく演出だったかもしれない。

 

人の心は終始それぞれの思いに燃えており

争点となった信仰自体はそれぞれ

とても静かなものだった。

 

普段生活していて信仰については

なかなか話題にのぼるものではないけれど

スクリーンを見つめる2時間半、

信仰を「自分の信念」や

「なくてはならないもの」なんかに置き換えて

もし自分にとってのそういうものが

自分の暮らす場所や、わかってほしい相手に

受け入れられなかったら…という想像をした。

 

今の日本ではお正月もクリスマスもする。

これは、『沈黙』で描かれていた時代から

どのように変わった結果だろうか。

慣習や習慣が変わっただけで、

人の心はたいして

変わっていないかもしれないし。

 

『沈黙』では日本の俳優が何名も出演した。

特に学年が同じ小松菜奈さんが

この映画に出ているのは感慨深かった。

 

歴史の教科書で見た「踏み絵」が

実際どのように行われていたか…

踏み絵だけでないキリシタンのあぶり出しが

そこに描かれていた。

 

『沈黙』の原作もこれから読んでみようと

思ったし、これをきっかけにして今年は

歴史を描いた小説も読んで見たいと思う。

31から始めよう

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「ダイエットは明日から…」

「明日から本気だす!」

なんて、私もよく言うものだ。

 

日曜日の夜は次の日から始まる1週間が

まだ見えていなくて憂うし、

ベッドに潜って外が明るくなるまで

その先のことなんて考えたくなかったりする。

 

いっぽう、「明日やろうはばかやろう」

なーんて言葉もあった。

もちろんこっちの言葉のほうが

説得力があって、心に留めて行動するなら

こっちの言葉のほうがいさましい。

でも、明日の自分に期待と信頼を寄せるのは

分かっちゃいるけどやめられない。

 

最近はそうでもないけれど、

私には「月のはじめは笑い日ジンクス」

という厄介なものがあった。

毎月1日、新しく始まる1か月を

楽しみに迎えるのに、なんかついてない。

失敗ばかりの1日になりがちだ。

 

日曜日の夜は月曜日を憂うし、

31日の夜は明日からの1か月に

過剰に期待してしまうもの。

 

だからこそ、月曜日から続けたいことは

日曜日の夜から準備をすればいいし

1日から心がけたいことは

31日に心がける練習をしておく。

そしたら少しは憂う気持ちや

期待する気持ちも落ち着くかも…。

 

と思うので、2月の計画は今のうちに。

まずはたくさん水分をとって、

しっかり元気でいよう。

『この世界の片隅に』

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晩秋に温泉旅行をしたときに、

宿の近くにあって訪れた資料館の

喫茶スペースに佇んでいた柱に

「映画『この世界の片隅に』上映決定!」

というポスターが括り付けてあったのを見た。

アニメーション映画で、主人公の声は

のんさんが担当するという。

 

そのあともイオンシネマで『オケ老人!』

を鑑賞したとき、シネ・ウインドで

『黒い暴動♡』『聖なる呼吸』を鑑賞したとき

この世界の片隅に』の予告編を

見て気になっていた。

 

有難いことにシネ・ウインドで

1日に2回も3回も上映してくれている。

スケジュールを合わせて足を運ぶと

平日の午後の早い時間だというのに

ほとんどの席に人が座っている。

 

ひとつあけて隣に座っていた女性が

私と色違いの同じ形のカバンを持っていた。

同じのを持っていた人を見たことなくて

なんだか嬉しくて話しかけたくなったけれど

映画の雰囲気に浸る準備をしたいかもしれない

…と思ってグッとこらえた。

 

舞台は昭和はじめの頃の広島・呉。

主人公のすずさんはおっとり屋さん。

賛美歌のBGMが鳴って、物語の幕開けが

クリスマスシーズンだということが伝わる。

 

2時間を超える長さでスクリーンを見つめた。

言ってしまえば「戦争もの」の、物語。

でもこんなに映画館に鼻をすする音と

くすくす笑いの声が共存する不思議な空間には

いたことがなかったから驚いた。

 

「うちは、笑顔のいれもん」

すずさんは身の回りの環境がどんなに変わって

配給の品薄さが顕著になってきても

新しい環境に慣れようとしたり、

家族があっと驚く料理を提案したり。

人生を諦めないで過ごしているように感じた。

 

想像力は、人を幸せにも悲しくもさせるんだな

 

迫る敵機を撃ち落とす日本軍の砲弾、

堕ちる前に炎で光る飛行機を見て

とっさに紙に絵の具を塗りたくりたくなる

すずさんなのだった。

どんなに悲しいことがあっても、

おっとりしている間に言葉にするのを忘れても

絵を描いてそれを昇華してきたのがすずさん。

 

見てたくないけど見ていたい、

力づくで人を泣かせることはできるし、

感動させられることだってできる。

例えば心を掴むセリフだったり、

映画音楽的なメロディだったりで。

だけど、『この世界の片隅に』は

そういう姿勢とはどこか違っていた。

涙が出てくるとしたら、心がすっかり

しぼりとられてしまって出てくる感じで。

 

今この時代を生きている私たちも、

戦争を知らない父や母の世代も、

これから生まれてくる子どもたちも、

すずさんたちが若い頃を生きた時代とは

違う価値観や文明がそこにある。

 

でもこの映画で描かれる人々の気持ちは

私たちとそう変わらないし、

これが人の心だ…というふうに思った。

 

私は、小学校の頃学校の図書室で見つけた

マンガの本『はだしのゲン』に出会ったとき

大きいショックを受けてしまった。

衝撃の大きさとしては、卒業文集に

小学校の思い出を書くべきだったのに

戦争がどんなに恐ろしいか

書いてしまうくらい、だったのだ。

 

当然調べ学習でも戦争について調べた。

興味を示したのは前線ではなくて、

戦争中の人々の暮らしだった。

当時のネットで得られる情報は限られてたし

そのあと大学の講義で聞いた話も

とても想像ができたものでなかった。

 

でも、『この世界の片隅に』を観て

おっとりゆったりしたすずさんと一緒に

その時代を少しだけ味わうことができた。

 

 大学の先輩に映画を観てきた話をしたら

「あれさ、予告編観て結末がなんとなく

想像できちゃうからなんか辛いよ…」

と言われてしまって、私はネタバレを

するわけにはいかなかった。

私は結末を想像しないで観たけれど

受け止めることが出来たので、

あんまり結末についてはなんにも

考えないで観に行ってみてくださいねと

その先輩には伝えた、と思う。

 

しばらく、映画について書こうと思いつつ

思いが溢れそうになってしまってたので

こんなに遅くの公開になってしまった。

もうすぐシネ・ウインドでの上映は

終わりになってしまうけれど、

なにか映画観たいな〜と思ったらぜひ。

 

ちなみに、はじめの方に書いていた

色違いでお揃いのカバンを持っていた女性には

とうとう話しかけられはしなかった。

お互いひとりで来ていたし、

映画の余韻に浸る時間を邪魔しては

きっといけないなと思ったからだ。

でも、映画を観ていて少し心細い気持ちに

なったとき、隣の隣の人の膝に乗っている

カバンのうさぎ模様は私のと並んで

やっと仲間に再会できた、と嬉しそうだった。

私も少しだけ心強かった。

不安を因数分解する

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このブログではたびたび、

手帳を使って毎日をもっと楽しく

充実したものにしようと模索する過程を

振り返っては載せている。

 

毎年手帳はマンスリーとウィークリー

どちらのページもある、厚みのある

ものを選んで使ってきた。

今年はNOLTY Uを使用している。

ウィークリーページの時間軸や

「自己流・7つの習慣」を書くスペースが

あるおかげで、今年の手帳は今までよりも

書き込みも多くてにぎやかに使っている。

 

その日、眠りにつくまでに終えたい

7つのことを何でもいいから埋めるという

「自己流・7つの習慣」。

これはなかなか楽しくて、続いている。

だいたい夜になると、

「明日はこれをやろう」という項目が

7個中半数くらい見つかってくるので

あらかじめ書いておいて眠りにつく。

 

とくに、毎日少しずつやりたい部屋の掃除や

コツコツ書きたいブログなど、

習慣づけたいタスクはすすんで記入する。

 

些細なことも7つの中に入れるので

だから「今日は何しよう…やることないや」

と思う日が今までほとんどなかった。

 

しかし、今日はなんだかそうでなかった。

無防備にテスト期間を迎えてしまって

最近7つを超えてやるべきことがある日が

ずっと続いてしまったうえ、

あまり全てのタスクを達成できない日も

同じくらい続いてしまったのだ。

 

レポートのための作業や課題ばかりを

7つの中に沢山入れてしまうと、

身の回りのことがおろそかになってしまう。

そうすると作業や課題も気が乗らない…

毎日充実した気持ちで過ごすために

始めたことなのに、これでは

自分で自分の首をしめてしまっている…。

 

こう思うと、昨日の夜は今日のぶんの

タスクを考えることが出来ずにいた。

だから、「1.ブログを書く」のあとは

「2.不安を因数分解する」と書いて

潔く眠りについてしまうことにしたのだ。

 

朝起きて、身支度をしたあと手帳を広げる。

ブログは今日はこのことを書こうと決めたので

「1.」は後回しにすることに。

「2.」に取り掛かることにした。

 

ノートに、今不安に思っていることを

状況を併せてとりあえず箇条書きで書く。

ノートの見開きの左半分いっぱいになった。

 

人は悩みを誰かに打ち明けるときすでに、

自分の中で答えが見つかっている…という。

私も多分どうすればいいかわかっていて

うまく言葉にできなくてモヤついていることは

昨日の時点でわかっていた。

 

だから今度はノートの見開きの右半分に

矢印を引っ張って、左半分に書いたことに対し

自分で自分に反応と提案を書いていった。

 

期限が差し迫っているもの、

今すぐに考えなくてもいいもの、

今日のスケジュールを終えたらすぐに

考えるべきもの…いろいろ優先順位がある。

 

右半分も埋まったので、読み返して

「今日やるべきこと」はどれか…

7つ中2つがすでに埋まっているから、

5つをピックアップして丸をつける。

そしてそれを手帳に書き写して、

今日も「自己流・7つの習慣」が完成した!

 

不安を因数分解する…

言葉はやっぱり変かもしれないけれど、

格段に頭の中がすっきりするいい手順だった。

 

よーし、今日はこのブログも書けたし

7つのタスクをすべて終えて眠れるね。

こういう日が続くと、うれしいのだ。