ドラマが生まれる場所

高校生の時、ドラマ作りに関わった経験がある。

今まではただぼうっと見ているだけの作品たちが

舞台裏を知ることで深みを増した。

 

カメラワークひとつとっても

魅力的なシーンとなるか否かが分かってきてしまう。

脚本だって演じる人だって、作品全体の世界を左右する。

 

でも、ドラマを一番面白くするのはやはり

人と人とのぶつかり合いなんだと思う。

 

多少おせっかいに見える登場人物がいるから

誰かが傷ついたり元気になったりする。

その温度差にまた物語がちらりと顔をのぞかせる。

 

映画なんかでは無音の作品もあるけれど

ドラマでは言葉も大切な要素だ。

人と人との心のぶつかり合いに伴って

人と人との言葉もぶつかり合うからこそ展開する。

 

言葉は個性であり、その人そのものに纏う

雰囲気をつくってしまい得るものなのだと思う。

 

黙っていたり、しれっとかわす

「大人の対応」はかっこいいと思っていたけれど

時には悪いぶつかり合い方をしても

人の成長期には反抗期が欠かせないように

きちんとぶつかり合うことも大切なのかもと

最近よく思うようになった。

 

ドラマが生まれる場所は

すごい変貌を遂げる人や何かを成し遂げる人の元にしか

やってこないと思っていたけれど

そう考えると本当は案外すぐそこにあって

身近なものなのかもしれない。