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fake it if you make itその2

早めのバスに乗り、朝から書店をはしごする。午前9時をちょっと過ぎたころ、街は目を覚ましたばかりで昼間のにぎわいはまだない。私も目を覚ましてからまだ2時間も経っていなかった。まだちょっぴり眠たい目に映る虹色に近い色彩の雑誌のロゴ。

 

BRUTUS 夢の値段 2015」

BRUTUS(ブルータス) 2015 年 2/1 号 [雑誌]

BRUTUS(ブルータス) 2015 年 2/1 号 [雑誌]

 

 

夢に値段がつくの?と不思議に思いつつ、妙に納得してしまうタイトルだった。

 

今年中に叶えたい99のこと - 謎の国のありす

先日この記事で「漠然と願うだけよりも書くことで具体性がわいてくる。具体性がわくと目の前のことに集中できる。」と書いた。具体性という言葉には、その夢を叶えるために必要な資金も含んでいたつもりだ。

 

夢を「与える」と言えばアイドル。そこに夢を「買う」というのは面白い発想だと思った。BRUTUSは今号、ZOZOTOWNと協力し実際に火曜日から掲載されている夢を「販売する」そうだ。

BRUTUS「夢の値段 2015」まもなく販売開始! - ZOZOTOWN

 

具体的かつ魅力的な企画。ぱらぱらと雑誌をめくってみると素敵な夢ばかりだ。それでも私が今年中に叶えたい99のことは網羅していなかった。そこで、私なりに「夢の値段」について考えてみた。

 

私にとって「夢を買う」ということは夢を叶えるたしかな近道だと思う。そして、「夢を叶えるための環境を整える」という意味なのではないかと思った。

 

すぐにぴんときたのは森博嗣著「つぶやきのクリーム」(ブログには2度目の登場)の中の言葉「喧しさは安いが、静けさは高い。」より

新幹線では、どんなに空いていてもグリーン車に乗ることにしているが、これはグリーン車が静かだからである。静けさにそれだけの価値があると僕は考えていて、そういう静かな空間でものごとを考えると、それだけ有益な発想があって、結果的にグリーン料金の何倍にもなって還ってくる、という風に考える。つまり、静けさには投資すべきだということだ。 

 

この章で私は森さんにとても共感した。夢とは少し違うかもしれないが、自分をよりよい環境に置くことによって有益な結果を生み出す可能性を高めていくというもの。

 

実際今朝は書店をはしごする前にカフェで考える時間を作ってみていた。締め切りが迫っていて連休中には完結させておきたい事柄があったのだ。飲み物とペンとノートと向きあい小一時間、ついに「じわっ」た。アイデアが降ってきた。やったあ。静けさとは少し違うけれど、考えるのに最適な環境に投資し有益な結果を生み出すことのできた成功例となった。

 

何かの本で読んだ「fake it if you make it」という言葉が好き。

fake it if you make it - 謎の国のありす

 

「できるまでできるふりをしていろ」。「できるふり」という言葉を「夢を叶え得る環境に身を置くこと」と解釈してみる。宝くじは買うことで当たる確率がゼロではなくなる。それと同じように、環境を整えてみることで夢を叶えられる確率を格段にあげることが出来るのではないか。

 

そうすると今すぐにできることが見えてくるのかも。