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美味しいものを美味しく食べる旅

美味しいものを食べることと、美味しくものを食べることは似ているようで異なる…どうせなら美味しいものを美味しく食べよう。ということをテーマに今週は横浜と江ノ島に旅をしてきた。

生粉(きこ)打ちと呼ばれる太めでかたく噛みごたえのあるそば、ムーミン谷のニョロニョロをイメージしたドリンク「ニョロニョロのたね」、ベリーたっぷりのケーキに深皿に盛られた美味しいパスタ…そして江ノ島ではしらす丼も…書き出したらきりがない。

目で見て、漂ってくる香りで、味覚や食感で、「おいしい」と感じると自然と顔がほころぶ。そんなときが「美味しいものを食べること」と「美味しくものを食べること」が共存する瞬間だ。

普段の生活でどんなに慌ただしくしようとも食にかんしては特に大切にしていきたいと思っているが、今回の旅ではますますそう思えた。


そして何と言っても最近は住み慣れた土地を離れたところに行くと広告に目が行く。電車では思わず首の角度が大きくなる。江ノ島では藤沢市の魅力を伝える広告が目を引き、しらす丼の順番待ちは楽しかった。

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横浜駅で見つけた、「元町チャーミングセール」の広告。ピンクとモノトーンといえばもともと私の好きな色の組み合わせだが、このポスターに大きさという要素が加わり駅のあちこちで貼られているとどうだろう。

様々な人の目にとまる広告だった。人混みを気にせず立ち止まり、写真を撮る女性もいた。目線の先にある文字は「セールは、恋より短い」というような内容だった。ちなみに元町チャーミングセールには行かなかった。今度機会があったらぜひ行ってみたい。


みなとみらい駅で降車、洗練されたショッピングモールを練り歩く。お昼どき、窓を向いて並んだベンチは軽食を取る人でいっぱいだった。会社のお昼休みでここにきているのだろうか。ベンチが空いたので座ってみると見えた建物は「MARK IS みなとみらい


画一的なお店のレイアウトを超えて、まるでウィンドウショッピングの森にいるようだった。デパートの地下でお菓子を見ているうちにいつの間にか隣の店になっていたことに気付くのと同じような感覚。

歩き疲れたらベンチに座る。そのベンチがまたかぼちゃみたいだったり、不思議の国のアリスみたいだったりする。お店のディスプレイに目が疲れたら、柱や壁に目を移すとそこにはアートが施されている。

カフェに入り、酸味のきいたハーブティで潤いを取り戻す。メニューを見ると、ミニバーガー、パスタ、サラダなどがこんもり盛られたプレートにドリンクが二杯つくものがあった。「親子で楽しめる」メニューであるようだった。カフェを出てもう一度MARK IS みなとみらいを回ってみると、そこここに家族連れが楽しめる工夫があった。それはやはりユニークなベンチにも現れていたし、ベビー用品店の充実かげんにもまた然りであった。

平日ではあったけれども、多くの人で賑わっていた。ガイドブックや宣伝も有力ではあるが、やっぱりこの居心地の良さや雰囲気が人を惹きつけるのだなと思った。

美味しいものを美味しく食べて、その土地らしさを吸収する。常に遠くには行っていられないけれど、日常に戻って暮らしていくときにこの旅の経験はスパイスになる。


ちなみに元町チャーミングセールは今日までやっている。