風邪なんて引きたくなかった

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体調を崩してしまった。
喉はからから、鼻はずるずる、頭はぽーっとして咳もでる。ふらふらする。立派に風邪だった。

この症状の元凶は先週の火曜日の「第九」にあるんだと思う。
大学の授業で合唱をする時間があって、年末を意識してかいまはかの有名な「第九」に取り組んでいる。しょっぱなから喜びあふれる「第九」、聴く者を明るい気持ちにさせる曲調だけれど歌う側となってみるとなかなか高音に苦しむ。

メロディがわかりやすく、きっと私の音域にも一番あうソプラノのパートを練習していた。帰宅したあとの喉の調子はカラオケのあとのそれに似ていた。

翌日になんだか「やっぱり喉を痛めちゃったかなあ」という違和感に加えて気分が悪くなってきた。他にも授業などがあるのでなんとか持ちこたえていたが、今週の月曜日になっていよいよ苦しくなって昨日は学校を休んでしまった。喉を痛めて風邪…なんてケースは何回目だろうか。

1日眠っていたおかげでだいぶ良くなり、いかにも風邪ですという感じで冷えた身体も今朝はほかほかだ。

昨日とは打って変わって新潟の通常運転と言いたいくらいのくもり空、どんよりとした空気の中を朝の電車は走る。

きのうの毛布のぬくもりが肌にまだ少し残る中、気持ちは1か月前の地に向いていた。

ロンドンから帰国して1か月。ロンドンにいた1か月と、帰国してからの1か月とどっちが長かったろう。思えばロンドンでの毎日は、今朝のような「微妙な熱に浮かされた」毎日だった。外は寒いはずなのに、毎日わくわくして、治安の悪さにはそれなりに警戒して、過ごしていた。

あのときの気持ちを取り戻せば、風邪なんて引かないかもしれない。

写真は夜の高速道路、オックスフォードからの帰り道。