「忍耐」するのも忘れちゃう

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数日前から覚悟はしていた。
日曜日と、月曜日は大荒れになると。

きのうは予報どおり「ほろほろ雪」
よりも激しい粉雪が大量に降り、
電線の上には15センチくらいの雪が
積もっては固まった。
屋根もこんもり、道も真っ白。
家族が小一時間かけてやった除雪も
除雪車がそれを水の泡にする。
歩道もなくなって、車道の端を歩けば
重みに耐えられなくなった電線から
雪がドサッと固まって落ちてくる。
そんな日だった。

ところがけさ目覚めてみると、
何も降っておらず雲が晴れて天気がいい。
それでも積雪はすごかった。
このぶんでは電車は動かないだろうと
昨晩から予想がついていたので早起きだ。

バイパスを走る車はシャーベットの上を
ガタガタと、ジョギングをするかのような
速さで走ってゆく。

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急な坂道を登ると、
まだ今日は1度も使われていない線路が。

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やっとこさ着いた大学はまるで
スキー場のようだった。

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優しい誰かが除雪をしてくれており、
そこを歩いて講義のある棟に向かう。
今日はテストだったから講義じゃないか。

このように除雪がしてある
ありがたい道もあるけれど、
誰かの足跡をみんなが踏みつけて
それが道になったのもたくさんあった。
最初の1人が踏んだだけで
道になりそこなった場所もある。

けさは積もりすぎていつもの
ショートブーツでは楽しめなかったけれど、
積もった姿にでこぼこがつくる
陰影のない真っ白な雪に
どさっと足跡をつけるのはゆかいだ。
新しい道を拓いていく感じでゆかいだ。

動けない電車、渋滞したバイパスと高速道路
休めない学校、仕事。
そしてそれらと付き合っていく私たち。
日本人、とくに雪国の人の美徳として
「忍耐」があげられている。

今日は美しい朝の雪景色にまぎれて
今地域的に置かれている状況とか、
その「忍耐」的なことを忘れそうになった。