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下妻物語・桃子の愛読書

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ロリータ服に身を包んだ深田恭子
田舎ヤンキーな土屋アンナの豪華キャスト

忠実に再現したことでも評価される映画
下妻物語」は、当初40ほどの映画館での
小規模な上映を予定していたが、
人気が高く大幅に上映館が増やされたとか。

中学生のころ、嶽本野ばらさんの本
「十四歳の遠距離恋愛」に出会って
ロリータ服に身を包んだ少女の心に寄り添った
表現の数々に魅了された。
多少危険な香りのする作品が
野ばらさんの本には多いけれど、
下妻物語」は終始コメディタッチで
書かれていて原作のファンも多い。

下妻物語」の原作の中で、
東京から電車で2時間の田舎に住む
ロリータ服とロココ時代のおフランスを愛する
女子高生・竜ヶ崎桃子が愛読していたのは
なんと、雑誌「暮らしの手帖」とある。

桃子の生活ぶりは徹底していて、
学校に持っていくお弁当には
美しいものしか入っていなかった。
周りからどう思われようと自分の信念を貫く。
1度手に入れたロリータ服は
ほころんできたらお得意の刺繍で
また美しく手直しをして大事に着る。

今思えば「ていねいに暮らす」コンセプトが
桃子とぴったりだと感じるけれど、
原作を読んだときは「桃子に暮らしの手帖!」
とそのギャップに大変驚き忘れられなかった。

(そしてその桃子の「物を大事にする」精神が
物語の中でよい変化をもたらすのだが…)

いま、「暮らしの手帖」が注目されている。
きょうから始まった連続テレビ小説
「とと姉ちゃん」は、「暮らしの手帖」社の
創始者であるしずこさんの人生を描いた
作品だという。

なき父に代わって家族を守る力強い女性
しずこさんを演じるのは、
2013年作品「ごちそうさん」でヒロインの
義妹も演じた高畑充希さんだ。
今日の放送分は録画してあるので、
観るのがとっても楽しみ。

「暮らしの手帖」社からは
連載をまとめたものなどの関連書籍が
たくさん出版されている。
「エプロンメモ」という料理の知恵を集めた
本もそのひとつで、これは前述のドラマ
ごちそうさん」ヒロインめ以子を演じた
杏さんが役づくりのために読んだという。

「当たり前の暮らしを大切にすること」を
モットーに発行され、多くの人に愛される
「暮らしの手帖」。私も母娘で購読している。

「とと姉ちゃん」を観て、改めて
「暮らしの手帖」の魅力を堪能したい。