2006年のノートから
部屋を掃除していたら
クローゼットの奥からノートが出てきた。
無印の、5冊でいくらかのノートだ。
当時の小中学生に流行っていた
「ノートデコり」が施されていたノート。
茶色の表紙にうさぎとパンダの絵が
ポスカで描かれており、その上に
「どくしょノート」と書いてあった。
中を開くと 060422…などと書いてあり
2006年4月22日に記録されたものだとわかる。
今でもそうやって書いているからだ。
2006年となるともう10年前、
小学5年生にあがるころの記録だ。
このノートを開いて、何かを綴るのは
昔から好きだったんだなと思った。
「どくしょノート」ということで
物語のあらすじと、心に残ったことを
まとめて書いていたようだ。
今でもそうやっている。
まとめたものをブログに書くこともあるし!
そして驚いたのがこの記録だ。
周りの人に輪をかけて
字が汚い小学生だったので
見苦しい字を晒してしまって申し訳ない。
10年前の今頃に記録していた本が中山庸子著
『いい女は「ひとり」の時間につくられる』
そのへんにあった10年前の
写真の自分に向かって、
「おまえさん、10年前もそんなことを
考えてたのかい!!」と笑いたくなった。
↑こんなことを書いたこともあったけれど
私は小学生のころから、実は
自己啓発本を読むのが大好きだった。
中山庸子さんの本のことを記録してある
前のページはというと、
当時流行っていた「goodluck」という
自己啓発本(かな?)だったのだ。
子供っぽい表紙の「どくしょノート」には
「人から値踏みされたくなかったら
値踏みしない」
「年齢を輝きに変えるため、
できることからはじめよう」
などと書いてあったのだ。
その時も「おお、すてき」と思って
前のめりに記録したんだろう。
10年たった今、10年前の私が想像した
「いい女」ってなんだったのだろう、と
ちょっと想像してみたくなる。
「やむを得ずひとり」、より
「あえてひとり」を楽しんで……
なんだか11歳の私に言われているようで
背筋がきちんとするような気がした。
そしてこれからもたくさんの本を読んで、
ノートに記録していきたい。
10年前の私がくれた、よい習慣だと思うから。
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