英語のビリガール

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年末にテレビで放送された

映画『ビリギャル』。

映画館でも観たけれど、また観た。

 

映画館で観たときはどんな気持ちに

なったんだっけと思って、

過去の記事を読み返してみた。

映画を観てるとさみしくなるのはなぜ? - 謎の国のありす

 

こういうとき自分のブログを開いて

「ビリギャル」と検索するとすぐに探せるから

ブログがあると便利だなと思う。

 

映画館では1人で観たけれど、

テレビの方は家族と観た。

(父はこういうのは観ないぞ

という顔をしつつも、ふと目線の向きを

辿るとちゃんと観てる…気がする)

 

成績の悪かった「ギャル」が

塾の先生と真剣に勉強して慶應合格を目指した

サクセスストーリーでありながら、

家族の再生をも描いている映画だ。

 

母は吉田羊さんが演じる主人公さやかの母

「ああちゃん」がいいお母さんだー、

いいこと言うわぁー、と感動していた。

 

それから、

「あんたも昔ビリギャルだったわよ」と言う。

中学校1年生の時の英語をすぐに思い出す。

 

中学校にあがりたての、1学期の中間テスト。

勉強のやり方がよくわからなかったし、

英語の文法は曖昧なままテストを受けた。

 

一番初めのテストだから平均点も高かった。

それなのに私ときたら、平均点よりも

20点以上低い点数を叩き出してしまったのだ。

当然英語の先生はプンプンだった。

 

『ビリギャル』のさやかは

聖徳太子を「せいとくたこ」と読むなど

答案はめちゃくちゃだけど、

とりあえず全ての回答を埋めていた。

 

私も最悪な点数を叩き出したあのテストで

「動物園」の英単語をなぜかど忘れしてしまい

ズーの代わりに「アニマルランド」と書いた。

(アニマルパークの子もいたけど)

とりあえず埋める、のはいい心意気だと

さやかの塾の先生は褒めていた。

 

私のクラスの英語の先生はアニマルランドを

いい心意気だなんて褒めてくれるはずもなく

「間違えた問題は10回ノートに書きなさい」

「宿題と予習もきちんとやるのよ~」

「音読もしっかりやりなさいね~」

と、校内で私を見つけると必ず

逃げる私を追い回しながら

そう繰り返し言うのだった。

 

先生に追い回されることも怖かったけれど

このまま英語が分からなくなってゆくのも

同じくらい怖かったので、とりあえず

先生の言うとおりに勉強していた。

ノートに同じ英文を何度も書くのは

手も汚れるし時間もかかるし大変だった。

 

一学期の期末テストはその甲斐あってか

今度は平均点より高い点数が出た。

その時やっと英語の先生が

「本当によかったわね!」と

背中を叩きながら言ってくれて

その笑顔は今も忘れられないでいる。

 

今でこそ大学3年生にもなると

特に必要がなければ英語の講義は

とらなくなってしまって私もそうだけど

何かと英語は生活に役立つと思うし

それこそ短い留学や旅行にも役立った。

中学1年生のあの時期に

英語の「ビリガール」になって

先生に追い回してもらわなかったら

今こう思えている私はいなかったかも。

 

『ビリギャル』のさやかも塾の先生に

出会って、考える力や記憶することを

覚えて、慶應に合格したのだ。

同じ映画を2回観て、

1回目はさみしくなったものだけれど

2回目はさやかとの共通点を思い出して

懐かしい気持ちにさえなった。

 

ちなみに、「ビリガール」としたのは

当時の私がべつにギャルじゃなかったから。

当時の雑誌PopteenやRanzukiは

今よりもっとギャルギャルしかった。

自分らしく生きるギャルに憧れる気持ちも

当時はあったけれど、とてもそこまで

思いきることの出来ない「ガール」だった。