寒い日の1つのたのしみ

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歩いているときに、ニヤニヤしたり

歌を歌うように口をパクパクしていたら

すれ違う人はどう思うだろうか。

「なんだ、この人変!」と思ってしまう。

 

歩いているときに好きな曲が流れて来たり

思い出し笑いをしちゃったりすると

途端に口パクで歌いたくなったり、

感情にまかせて笑いたくなったりする。

冬はそれをちょっと許してくれるのだ。

 

マスクをして歩けば目立たないのだ。

 

寒くて寒くて心が折れてしまいそうなとき、

暖かい思い出がふと蘇ったとき、

マスクの中でちょっと歌を口ずさんだり

口角をキュっとあげるだけで

とたんに元気がわいてくるからね。

 

似たようなことがあって、

中学生の時、夏休みに東京に行ったとき

日差しがまぶしいし、街ゆく人は

けっこうサングラスをかけていたので

(新潟ではあんまりいなかった)

私もサングラスを買ってつけていた。

電車でもつけていた。

ボックス席の電車に慣れていたけれど

東京の電車は進行方向に対して横向きに

座る車両が多かったから、自然と

たくさんの向かいの席の人が目に入る。

きばつな格好をしている人や

ものすごくオシャレさんも乗ってくる。

それが面白くて、サングラス越しに

私はこっそりファッションチェックをした。

 

夏にはサングラスでまぶしさから隠れて

ちょっと冷静に何かを見つめることが出来る。

冬は、マスクでつめたい空気から隠れて

自分の力で口元を暖めることが出来る。

 

口紅を塗ることができないことはつらい。