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読書の価値観

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遠くで一人暮らしをする友人が

突然帰省してきたので少しだけ会った。

 

彼女の話から私はいつも新しい視点を得る。

それはしばらくどこか旅行に出かけて

「自分探し」をしているような気持ちになる。

いつも離れず同じところで暮らしていると、

やっぱり気候や土地の雰囲気で

私は考え方が凝り固まってしまいがちだと

自覚しているから。

 

彼女は読書が好きで、新潟を発つ前に

一緒に本屋に行った時に

おすすめの本を何冊か教えてくれた。

その頃の私はとにかく小説を読みたかった。

 

最近は何を読んでいるの、と聞いてみたら

本を一冊買うとすぐに読んでしまうから

なかなか読む機会がなくなったという。

そして私は何を読んでいるのか聞かれた。

 

就活生は自己啓発本を読み始める…

というイメージがあるかもしれない。

私は今よりも小学生のころの方が

自己啓発本を好んで読んでたよ、

という話をしたら驚かれてしまった。

 

現在1月の後半から読みはじめた

530ページくらいのミステリを

読み終えたところだ。

 

どんな読書をしているの、と聞かれたら

「たまにビジネス書や自己啓発本も読むけれど

ほとんど小説をよく読んでいるよ。

前はミステリにだけは馴染めなかったけれど

最近は好きで読んでいるよ」と答える。

 

なぜミステリ小説に馴染めなかったのか…

これは私の中ではっきりしていて、

「作者の伝えたいメッセージが

分からないから」だった。

逆にいうと私は小説や物語に、

1つの作品が読者に伝えたいメッセージを

読み解くことを求めていたみたいだ。

 

これにはルーツがあって、たぶん

小学生の時に宿題や個人的に書いていた

読書感想文の書き方がそうだったからだ。

「作品のあらすじ」

「心に残ったセリフや文章」そして

「この作品はどんなメッセージ性があるか」

という3点をはっきりさせて

当時は書きはじめることにしていた。

 

…という話を友人にしたら

「そういうふうに読んできたんだね」と、

またも驚いていたようだった。

彼女はメッセージ性は関係なく

面白いか面白くないか、

娯楽(現実逃避という言葉も使ってた)

として小説を楽しんでいたそうだ。

潔い読み方でかっこいいと思った。

最近はメッセージ性を読み取る読み方も

私のように楽しいと感じていて、

以前読んだ本を再読したりしているそう。

一度目に読んだ時とはまた違った視点で

物語を味わえて楽しいみたい。

 

こうして1つのことに関して

誰かと価値観を語り合うのはおもしろいな。

そして、結構友達付き合いも長くしてきたのに

新しい一面を知ることができるのもいい。

 

ところで私はどうしてミステリに

馴染めるようになったんだろうな。