一番風呂と、お湯越しのおやすみ

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新しい給湯器になって、

食卓で毎日駅メロ風メロディを

聴くようになってからは保温機能がついて

お湯がさめないうちに家族で連続して

入浴しなきゃいけないことはなくなった。

 

私はいつも3番目か4番目。

すっかりまろやかになったお湯に

体を浸してしばしじっとしている。

 

今日、たまたま一番風呂に入ることになった。

1番目の人と2番目の人はそれぞれ

飲み会に行ったり、温泉に行ったりしたから。

一番風呂は久しぶりだった。

 

目が一度さめるようなお湯の感触が新鮮で

じっとしているとだんだん体が慣れてくる。

寒い日にお風呂に入る楽しみは、

日本にいる限りずっと味わっていたい。

 

インターンで1週間違うところに滞在したとき

帰りに入浴剤を買ってホテルに戻り

毎晩お湯を張っていい香りのお風呂に

入るのが1つの楽しみだった(夏なのに!)。

 

9月なのに寒かったロンドンでは、

普段はホストファミリーのためにも

長い時間バスルームにいるわけにはいかず

毎日長い髪をいかに早く洗えるかを闘って

震える体を無視してはシャワーで済ませてた。

最終日だけ泊まったホテルで、

本物の金欠になっていたのに

入浴剤だけはちゃんと手に入れて

いい香りのお風呂に入って心を静めた。

 

普段は入浴剤を使わないからこそ

たまに使うと楽しいのだ。

 

そんな思い出を、

目をつぶってシャンプーしながら反芻してると

洗面所に人の気配がして、

家族が歯を磨きにきたのがわかった。

お風呂場のドア越しに今日の報告をし合って

家族が洗面所から出る時には

私は顔を洗っていたので、おやすみの挨拶は

お湯越しになってしまった。

 

今日はなんだか書くことがないなあなんて

思いながら過ごしていたけれど、

いつもお風呂に入っているときに

色々なことを思い出したり、

文章が頭の中を凄いスピードで流れたりして

なかなか実は休まらないので

そのことを拾って書きたかった。