新潟のアイドル、いよいよ明日
もう５年も前の話になるけれど
道ばたの掲示板にポスターが２枚
並べて貼ってあった。
道ばたの掲示板に貼ってあるものといえば
というのを裏切らない、
防災とか防犯のポスターだ。
Negiccoのポスターはたぶん新潟限定のものだったので写真が見つからなかったがたしかフレンチ・キスのポスターはこれだったと思う。当時並べて貼ってある２枚のポスターを見て、フレンチ・キスの３人はこんなに髪がツヤツヤで可愛く撮ってもらってあるのに比べるとNegiccoのポスターは画質も加工もチープな感じがしてかわいそうだなという感想を持ったことを覚えている。
でも昨日まで忘れていた。
昨日見ていた夕方の県内ニュースは、10日からの新潟のアイドル事情のことで持ちきりだった。NGT48の支配人今村さんはグループの成功を願って東京から新潟を自力で移動するということに挑戦していることが伝えられた。
いっぽうNegiccoには短めのドキュメンタリー特集が組まれていた。
デビューからの映像が年を追って紹介され、私がポスターを見た2011年の映像では「周りにも、いつまでNegicco続けるのっていう人もいるんです」と涙ぐみながら話すメンバーがうつされていた。
2014年にリリースした曲がヒットし、昨年は複数のキャンペーンのイメージキャラクターになったりCMに出たりと大忙し。ライブのハコもどんどん大きくなっていった。取材に応じる全国のファンは「楽曲のよさ」「メンバーの笑顔が大好き」と評価していた。ライブ会場で涙する者も印象的だった。
いっぽう新潟のファンは「全国に名が知られてきて遠くに行ってしまったようで少しさみしい」と漏らすものの、メンバーがりゅーとぴあのロビーでだれとでも気さくに握手をしている様子からは老若男女問わずNegiccoが愛されていることが伝わってくる。メンバーも、全国的に活躍の場を広げる中でますます新潟への思いを馳せているとか。
昨年は大忙し、ときいて脳裏に浮かぶのはやはり昨年の今頃に「NGT48ができる」というニュースが出たことだ。
春からはリーダーの北原里英さんが新潟に来て、メンバーオーディションの宣伝などもしていた。
そこからのNegiccoの活躍はもしかしたら、NGT48との相乗効果も理由のひとつになっているのではないかなと思う。とにかく昨日のニュースは両グループの熱意が伝わってくる華やかなものだった。
ドキュメンタリーで観た2011年と、現在のNegiccoはやっぱりなんだか違ってみえる。みんなますます可愛くなった、オーラがあると思うのだ。
なにで読んだかは忘れてしまったけれど、世に出る人が美しくなってゆくのは、写真を撮られる時に使われる強い光の微粒を何度も浴びるからだという説がある。Negiccoは光を浴び、地元の人々に愛されて、またメンバー自身も新潟を愛し頑張ってきて、どんどんきれいになっていったという感じがして、ニュースを見ながら私も涙が出そうになっていた。
NGT48のメンバーもこれからそうなっていくのかな。
いよいよ明日からだ。
ニュースでは最後に、「NegiccoとNGT48が力を合わせて新潟を盛り上げていってほしいですね」としめられていた。
引き続き私は見守ってゆきたい。
以上が今回の私のNGT（ねごと）である。
