髪の毛が大阪に渡りました
2011年から伸ばしていた髪の毛を、
週末にとうとう35センチ近くカット!
今まで苦楽を共にしてきた髪の束は
昨日大阪に渡ったと連絡が。
Japan Hair Donation & Charity
(通称JHDAC)
ここに送られた髪の毛は、髪の悩みをもつ
子どもたちのための人毛ウィッグとして
次の役目を果たす予定です。
今、この世界では、というか日本の中だけでもいろいろな問題があって、それだけ困っている人がたくさんいます。
そして今の私には、根本的にその問題を解決する力がありません。
普段の生活で今すぐ出来ることと言えば、週末に街角で呼びかけられている募金に協力することくらい。
ネットのニュースやテレビのドキュメントを見てなにか出来ないだろうか、と思っても自分のことについ精いっぱいになり、日々の慌ただしさにその思いはかき消されていきがちでした。
そんなとき、多分これも出会いはネットだと思うのですが、「ヘアドネーション」の存在を知りました。
とりあえずロングにしてみたくて伸ばしていた髪の毛。もう背中を覆ってるし、大学卒業するまでには絶対切らないと、と思う……ばっさり切るなら「ヘアドネーション」に協力できるかもしれない。
調べてみると、ヘアドネーションには最低でも31cmの髪の毛が必要ということ。ブログなどの体験記を見てみると、それだけ切れば皆さんはボブやショートヘアになっている。
私としては切ったときに鎖骨くらいまで残っていてほしいから、それをもくろんでヘアカットの時期を調整していました。
やー、しかしのびたなぁ!
ヘアドネーションカットは、31cmのところで髪の毛を少しずつゴムで束ねて一気に切るのですが、5年前にワカメちゃんみたいにかりあげていた後ろ髪がながーく束ねられているのは不思議な感覚でした。
束ねた髪は平安時代みたいなアレンジだし、束ねた髪をとりあえずブツ切りすると、古文に出てくる稚児みたい。
もくろみどおり残った髪は鎖骨くらいになりましたが、もともとあごのラインあたりでうねりやすい髪質を持っているため、くせ毛っぽいゆるパーマをかけてもらうことにしました。肩あたりの髪でそのままにしておくと、はねちゃいやすいもんね。
パーマは実に1年半ぶり。成人式から伸ばしていた前髪も、パーマをかけることにしました。そしたらパーマ用にロッドを巻き付けられた私の頭は「町娘」みたいに!!「さっきから時代劇みたいだけど、あとでちゃんと今っぽくなるから大丈夫だよ」と美容師さん。
ブツ切りした髪を夏らしくととのえてもらって、数時間前まで一緒に過ごしていた髪の毛と記念撮影をしました。
子どもたちに笑顔をとどけてね。
今まで一緒に過ごしてくれてありがとう!
髪が長い、ということを生かして人のために行動を起こすことが出来たことが嬉しかったし、単純に久しぶりの「がっつり美容院」の時間が楽しかったです。(この新しい髪型は、「なんか若返った?!」なんて評判でそれもまた嬉しい♡)
それでもまだまだウィッグを必要としている子どもたちの数に対して、実際に出来上がったウィッグの数が少なすぎるという状況です。
公式サイトでは全国の「ヘアドネーション賛同美容室」が出ているので、ぜひ皆さんの地域の賛同美容室を探してみてください。(私はちょうど成人式でお世話になった美容室が賛同美容室だったので、そこで手続きなどをしてもらいました。)
今日はこの記事を通して、皆さんにヘアドネーションのことを知ってもらえたらいいなと思って書きました。
またなにか新しいことがあったら書いていこうと思います!(それから、どうやって髪を伸ばすモチベーションを保っていたのか……5年前のワカメちゃんってどんなだよ……なんて言うこともそのうちお話できたら(笑)))