プリンセスコンテストの記憶

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振り返ろう、書き留めよう、と思ううちに

あっという間に1年が経過しようとしている。

今のうちに、記録しておきたいと思う。

「プリンセスコンテスト」のこと。

 

 

私は昨年、大学の学園祭で開かれた
「プリンセスコンテスト」と
いうものに出場した。

説明するときは、「ミスコン」とも
いえるかもしれない。けれど、
「内面から輝く女性を決める」という
趣旨のもと、このコンテストはある。

普通の「ミスコン」だったら
もっともっと気恥ずかしくなって
出場を決められなかったかもしれない。
でも、このコンテストなら
自分と向き合っていく中で
成長出来るかもと思ったのだ。

 

 

昨年のことを今振り返ろうと思ったのは
もうすぐ1年が経とうとしているから。
そして、あの時一緒に頑張って来た
仲間たちと最近再会したからだ。

 

まずは、1年前のコンテストまでの模様を。

 

「最初に顔合わせたとき、ドキドキしたね」
夏休みに差しかかろうとしている頃、
アルビレックスを応援する
サークルとのコラボ企画で撮影があり
そこで他の出場者と初めて会った。
待ち合わせに指定された場所には
結構多くの人がいたけれど、
「あの人、プリコンに出る人かな?」
という人はなんとなくわかった。
「何年生?」とか、「学部どこ?」とか
そんなことを質問しあったのを覚えてる。

そのあとは夏休みの暑い日に
エントリー用の個人写真を撮影したり
しとしとと雨の降る日に
ウェディングドレスを選びに行ったりした。
ドレスは何枚も試着した。
一緒に見に行った人と、同じのを好きになって
よーく相談したなあ。
似合うと好きは違う、ということで
骨格とか雰囲気に合う1着を選んだ。


出場者は、お盆明けに
Twitterで発表された。
私はちょうどインターン1日目が
終わったところだった。
5人の写真があがって、
見ようとは思わなくても
色んな人の意見が書いてあるのも

しょうがない、目に入ってくる。
「あー、いよいよなんだ」と
私は雑踏の中で深呼吸した。
でも、いいねやリツイートの数を
気にしたことも事実だった。

 

コンテスト当日に向けて、
実行委員のメンバーが出場者に1人ずつ
マネージャーとしてついた。
私のマネージャーになってくれたのは
1年生の男の子でとても礼儀正しかった。
当日のヘアメイクをやってくださる
美容室に挨拶に向かう日は、
「きちんと感を出したい」と
シャツにジャケットで決めて来てくれて
美容師さんも「ていねいなのね!」と笑い
打ち合わせも和やかに

進んだことを覚えている。
ステージを盛り上げるための音楽。
風や動きに対応するためのヘアスタイル。
5人がそれぞれきれいに並ぶような
ステージ上での動き方。
そういった、ステージを作る
ひとつひとつを確実に進めてくれた。

 

 

私服審査、自由アピール、
ウェディングドレスを着ての質問タイム。
出場者それぞれの個性が光る自由アピールに
私はダンスを踊ることを選んだ。
ダンスが大好きな中学生の頃からの
仲良しに頼んで、振り付けしてもらった。
私は振り付けを覚えるのが得意ではない。
遠方から、毎日のように
ゆっくりバージョンの振りや
鏡に映しての振りを動画で送って
テレビ電話で相談にのってくれた。
「姿勢よく!あとは自信持てば大丈夫や!」
とよーく励ましてくれたものだ。

 

晴れバージョンの屋外ステージ、
雨バージョンの学生会館ステージ、と
リハーサルも二度おこなって
当日に臨んだ。
他の出場者と顔を合わせるたびに
「みんなでいいステージを作りたい」
と思うようになっていった。

新潟のくもりは、晴れ。
屋外ステージで当日を迎えた。
とにかく楽しもう!という気持ちで
よく見せよう、とか頑張らなきゃ、とか
そういった思いを振り切って

ステージに上がった。
体はめちゃくちゃ緊張していて足つったけど。
1年経った今より人前で話すのも

苦手だったながらも
私が発した言葉で客席に

笑いが起きるのは嬉しかったし、
一番前で友達が見守ってくれていたのが
心の支えになった。

 

今これを書いている日みたいに

肌寒い日だった。
そんな気候の中、肩の大きく出た
ウェディングドレスを着ているのは
よく考えると凍えそうになるのも無理はない。
結果発表が終わると、ブルブルっときた。
それまで寒さを感じなかったのが

不思議だった。
そしてコンテストの結果は、参加賞。
それでも、当時の私のベストを

尽くしたと思う。

 

 

1年生の時見に行ったプリコンのステージが
とても輝いていてドキドキしたこと。
叶えたい夢があって、それに
どうにか近づきたいという思い。
容姿とか、身のこなしとか、
トークにも自信はなかった。
でも、このコンテストに出るぞ!と決めて
そこから努力して自信を
つけられたらいいな、と思った。
友人が話を聞いて背中を押してくれて、
挑戦することにしたのだ。

 

こう、出場を決めて当日を終えるまでの
数か月間を振り返ってみると、
1人じゃとっても出来なかった

大きなことだった。
応援してくれた周りの人や
運営委員、衣装やヘアメイクさん、
そして他の出場者…
色んな人に支えられていることに

気付かされた。

 

 

そして、メンタルがめちゃくちゃ育った。
頑張ってもうまくいかないと思った時は
方向を間違えてるだけかもしれないし、
人の意見に左右されすぎないことも学んだ。

 

あと、コンテストの最後に
客席に向けて出場者それぞれが
ブーケを投げるんだけど
私のを受け取った子は、今幸せみたい。

 

 

1年が経とうとしている10月のはじめ、
一緒に頑張ってきた仲間たちと
日付を合わせて集まった。
みんなあの時よりさらに美しくなってた。
そして、大人になっている気がした。

「アンケート何答えたっけ?」
「あ、理想のデートとかあったよね!」
「審査員からの質問のとき、緊張したよね」
「ドレス着てるとき実は転びそうになった笑」
しばらく仕舞ってあった

思い出話に花を咲かせた。

「今考えると、よく出る勇気が出たよな」
とは思うけど、
「出なきゃよかった」なんて人は

誰もいなかった。
「この人たちとあのステージに

立ててよかった」
って、また改めて思った。

 

あれから、1年分の人生があった。
今だったらspotifyを使って
使用曲を吟味しただろうし、
トークの勉強なんかももっとしたかも。
でも、あの時に「出るぞ」と決断して
やりきったから、今があるとも言える。
あの頃の私にもありがとうを言いたい。

 

 

さて、今年もプリコンの季節だ。
学園祭の1日目。晴れるといいな。
出場する方は、今年は4年生が多いよう。
どんな自由アピールがあって、
それぞれがどんなことを話すのかが楽しみ。
私も見に行く予定です。

 

夏ドラマ振り返り

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すでに10月スタートのドラマも

始まっているけれど
9月で放送終了したドラマが

印象的なものばかりだったので
振り返ってみたくなった。

私は、
・コードブルー
過保護のカホコ
・ウチの夫は仕事ができない
・カンナさーん!
・ごめん、愛してる
・セシルのもくろみ
ひよっこ
を観ていた。(毎度厳選できなくって…)

 


まずは、「コードブルー」から。
9年前、中学校1年生の頃は今よりも
一度に観るドラマの数は少なかったけれど
このドラマのファーストシーズンは
周りに医者を目指す人もいて

話題になっていたので私も観ていた。
白石を演じる新垣結衣さんは2007年の映画

「恋空」でも主演だったので
ピュアな高校生からきりりとした医者へと
1年で変身していったのが当時は

印象的だった。
シーズン1からおなじみの4人組は、

9年経っても
とくに老け込んではいないように見えた。
互いの会話にアドリブのシーンも

多かったようだ。
今回は馬場ふみかさん、新木優子さん、

成田凌さん、有岡大貴さんといった
若手の俳優も出演していて、

そこにも注目して観ていた。
この間中学生と話していて、
「コードブルーの最初の頃のって、

私が赤ちゃんの時に放送されてたんでしょ」
と言われて、大変びっくりした。そっかー。
時の流れをひしひしと感じつつ、

今シーズンもドクターヘリの世界を味わった。

 


過保護のカホコ
この作品にはとにかくドキッとさせられた。
予告編では高畑充希さん演じる

カホコがべたべたに甘やかされていて
まさに過保護!と思っていたけれど、

ふたを開けてみたら。
お弁当を作ってもらうとか、

駅まで迎えに来てもらうとか、
妙にリアルで何気ないことが

「過保護」として取り上げられていた。
実家暮らしの友人とこのドラマの

話をしては「ちょっと反省」…。
カホコとハジメ君が私と同じ

大学4年生であったことも
ドキッとさせられた理由だ。
焦って自分に似合う仕事を

見つけようとするカホコ。
ピカソを超えるために絵で

食ってくぜとバイトに精を出すハジメ。
そして最終回。
私はよく、成長物語の映画を観ると

「主人公に置いて行かれた感覚」になる。
今回はまさにそうだった。
カホコ―、待ってくれー、と思いながら、

この秋は料理上手になろうと

意気込むのだった。

 


「ウチの夫は仕事ができない」
この作品には癒された。
何といっても松岡茉優さん演じる

サーヤ錦戸亮さん演じるつかポンの
夫婦が揃って可愛らしいのだ。
私、サーヤになって

もつかポンになっても幸せだな!と思った。
つかポンはけして怠け者だから

仕事ができないわけではなかった。
むしろ頑張り屋だからこそ、

力を入れるべき方向が周りと合わなかったり
周りをヒヤヒヤさせてしまったり

するのだった。
初めの何回かはそんな空回りする

つかポンにも、厳しい周りにも
観ていてイライラすることもあったけれど
このドラマ、そこでは終わらなかった。
つかポンが仕事が出来るように

なってからがどんどん面白くなっていった。
つかポンの働く会社の仲間たちのことも

どんどん好きになっていった。
ほぼ毎回繰り広げられる

ミュージカルシーンも楽しみだった。

 


「カンナさーん!」
疲れたな、と思った日は

この作品を真っ先に観ていた。
もともと渡辺直美さんの

インスタグラムが好きで
ふとした時に変顔をしている動画を

楽しく観ていたので
ドラマの主演が決まった時は嬉しかった。
カンナさんは、

親離れできていなくてゲスな夫と
甘えん坊な5歳の息子と暮らしていた。
姑に嫌味を言われたり、

働きながら子育てをする中で辛い思いをしたり
心身ともにボロボロになる瞬間が

いくつもあった。
でも、カンナさんはそんな時でも

周りを気遣って明るくいられる人。
初回の「2時間後には、ぜんぶ

笑い話にしてやるー!」というセリフは
ドラマが終わってからも

はっきりと心に残っている。
カンナさんみたいに元気をくれる人って

周りにいるかなと考えていたけど
これが結構いるのだ。

いつも助けられているよなあ。
最終回に近づくにつれ、

「これはさすがに私も立ち直れないわ」と

思うような辛い出来事が

カンナさんに降りかかるようになっていた。
でも、カンナさんはしっかり

それを乗り越えてみせた。
対象が人であれ、ものであれ、

守りたいものがあるって人を強くするんだな。
私もカンナさんみたいになりたいな。

 


「ごめん、愛してる」
冬に放送されたドラマ

「カルテット」で私と同じ名前の
「ありすちゃん」を演じた吉岡里帆さんが

主演ということで楽しみにしていた。
しかも、その吉岡里帆さん演じる

凛華の服装も毎回おしゃれだということで
それもとっても楽しみにしていた作品だった。
第1話は長瀬智也さん演じる

律の韓国でのシーンが多く、
どんな物語が展開されていくのだろうと

不思議に思いながら観ていた。
登場人物それぞれが、

誰かを愛おしく思っている。
その矢印同士がいつも完全に

双方を向かうことがなくて、もどかしかった。
観るたびに切ない気持ちにさせられたけれど、
これからどうなっていくのだろうと

考える1週間がいつも長かった。
注目していた凛華のファッションは

華奢に見える服装がたくさん出てきて、
夏、私はちょうど凛華に近い

髪型をしていたこともあり参考になった。
どの登場人物に気持ちを置き換えてみても

絶望的な気持ちになっていたけれど
物語の終盤になってそれぞれの気持ちが

ゴールを目指す速度が心地よくて
最終回を静かな気持ちで

見届けることができた。

 


「セシルのもくろみ」
原作は唯川恵さん。
出演は真木よう子さん、吉瀬美智子さん、

伊藤歩さん、板谷由夏さん。
美人ばっかり!舞台は雑誌!?読者モデル!?
っと、心が華やぐ要素にあふれた

この作品を毎回楽しく観ていた。
ファッションやきらびやかな世界に

興味ナシの、夫と息子と暮らす主婦。
それが、真木よう子さん演じる

宮地奈央だった。
そんなミヤジが「ヴァニティ」という

素敵な女性誌の読者モデルになる。
私の好きなシンデレラストーリーかな

(すでに王子には出会っているけど)
なんて思いながら観はじめた。
ファッションに興味がない

フツーの女の子がモデルになる
シンデレラストーリーには

覚えがあったからだ。
小学生の時「ちゃお」で読んでいた

「シンデレラコレクション」。
あの漫画にすっかりはまって

全巻集めたなあ…。
でも「セシルのもくろみ」はさすがに、

大人の女たちの物語だ。
ドロドロした女の職場の場面も出てきたし、
“女だから出世できない”という

現実に苦しむ人もいた。
私はミヤジに感情移入しながら、

モデルスイッチが入る彼女を目にしては
いつも感動していた。
あんなふうに人を魅了できる女性って

かっこいいなと思った。
視聴率があまり良くないということが

ニュースになっていたことが気になって
私は原作の小説も読んでみた。
ドラマ化するにあたって、

ストーリーをパズルのように組み替えたり
登場人物を少しずつ変えて

いったことが読み取れた。
小説もドラマも、私には面白かった。
お仕事ものとしても、

「マザー・ゲーム」のような

女の戦いものとしても、
どちらにもとれるしカテゴライズしがたい。
スペシャルドラマや映画としての

尺での映像化も面白そうだと思った。
ちなみに原作の小説を書いた

唯川さんの他の作品に「ヴァニティ」がある。

 


ひよっこ
今年の4月から半年間、

毎朝楽しませていただいた。
4年前の「あまちゃん」で

天野春子の若い頃を演じた

有村架純さんがヒロイン。
同じく「あまちゃん」で

天野春子の母を演じた

宮本信子さんが重要人物。
舞台設定は戦後少したってからの4年間。

茨城と東京。
日本がどんどん元気になっていく、

私がタイムトリップで行ってみたい時代。
このドラマのことを思い出すだけで

なんだか元気が出てくる。
朝ドラにぴったりだなーといつも思っていた。
みね子は工場やレストランでの

仕事をいつも楽しそうにやっていたし
みね子の周りの人たちも

みんないい人たちだった。
アキラさんが作るサウンドトラックも

昭和らしくてわくわくする。
これもまた「あまちゃん」の頃からだけれど、
Twitterなどでリアルタイムで

番組の感想や見方を
多くの人がつぶやいたり、イラストを

アップしているのを見るのも好きだった。
朝ドラは子役と大人になってからと、

ヒロインが2人の女優で

演じられることが多い。
ひよっこ」では初めから

有村架純さんがみね子を演じていた。
彼女の成長ぶりは15分間の

ドラマが終わった後のひよこやにわとりの

鳴き声でわかる。
そういったこまごまとした

工夫やオマージュも楽しかった。
周りのひよっこファンと、

「乙女寮で誰が好き?」と盛り上がるのも

好きだった。
私はものまねをするのも好きなので、
登場人物のだいたいのものまねも

できるようになった。
(奥茨城のあのアクセントもきっと完璧!)
今年は大学4年生で、

最高学年として動いたり

就職活動をするようになったりと
今までとは違う過ごし方をしている。
そんな4月からの半年間を

ひよっこ」に見守られて幸せだった。

 


ここまでで3900字。ひえー。
私、ドラマがすっごく好きみたいだな。
10月スタートのドラマも色々楽しみです。

私の頼れる増殖メモリのこと

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今年一番私と行動したのは断トツでこの手帳。

「NOLTY U」。

ピンク色のカバーが付いている。

中を開くときれいな青色の厚紙が現れる。

今年の「持ち歩き手帳」を、

私は史上最強に使いこなしていると思う。

もはや手帳というよりも、

ぼけっとしがちな私の頭の

大切な増殖メモリのようになっている。

 

というのも、昨年のこの時期に

  1. マンスリーページの書き込みスペースが大きめであること
  2. レフトタイプであること
  3. 重すぎないこと

という条件を設定して

手帳選びをした甲斐があったのだ。

 

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マンスリーページには、

大学、就活、仕事の予定は薄紫色で

アルバイトの予定は水色で

遊びや趣味の予定はピンクで

確定していない予定は消せるペンで

と、3色+1色を分けて書いている。

8月はピンク色が多かったし、

9月は大学に行くことが多かったから

薄紫色が多かった。

色分けしてみると、見返すのも楽しい。

私は全部好きな色を使う。

 

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ウィークリーページにもいろいろある。

多いのはバーチカルタイプとレフトタイプ。

バーチカルタイプは時間軸がタテで、

レフトはヨコ。

バーチカルをよく見かける気がするけれど、

色々使ってみて私にはレフトタイプが

合っていると感じる。

 

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ウィークリーページは1週間で

見開き1ページ。

左半分には1週間分の1日の流れが

書き込めるようになっていて、

右半分はノートになっているから

自由に書き込める。

 

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日曜の夜に、翌日から始まる

1週間のスケジュールを

消せるペンで一気に書く時間が好きだ。

1週間の流れがここでわかると、

人との約束や大学の用事を入れやすいのだ。

右半分は、自分で編み出した

「自己流・7つの習慣」改め

「9つの習慣」を活用している。

 

ちょっと、手帳をコピーして

架空の1週間を作ってみた。

 

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TO・DOリストとそんなに変わらない。

1日で9つ、必ず何かをしようというもの。

「ブログを更新する」という

小一時間かかりそうなものも

「掃除機をかける」という

10分もあればいいものも

ごちゃまぜに書くのが続く秘訣かもしれない。

4月までは7つにしていたけれど、

3×3で9つのほうが見栄えが

いいことに気付いた。

マイルドライナーという

優しい色合いの蛍光ペン

灰色を使ってチェックボックスを作り、

その横にその日やるべきことを書いていく。

誰かへの連絡や、何かの確認など

忘れやすいことほど書く。

用事が済んだり書いたことを達成したら、

チェックボックスにチェックを入れる。

眠る前に9つ全ての項目に

チェックが入っていたら嬉しいし

1つ2つ達成できていなかったら

明日に回せばいい。

この習慣をはじめてから、

達成感を感じやすくなった。

といっても、毎日こんなことを

しているわけではない。

9つに入りきらないほど

やるべきことがある日もあるし

なんとなくなんにもしたくない

お休みの日もある。

そんな日にぽっかり空いたノートの3行には

その週に読んだ本を記録したり、

その週に観た映画の半券を

貼りつけたりしている。

なんだかんだで毎週ぎっしりな

ウィークリーページが出来上がる。

 

そういえば、ウィークリーページの工夫は

まだまだあった。

「9つの習慣」実行スペースにしている

右半分のノートページは、

7日間書き込むと5行余る。

その余った最後の5行には、

「1週間の反省」を書いている。

反省といってもマイナスなことではなくて、

「今週はこういうことをよく頑張った」とか

「今週は誰誰に会えたのが嬉しかった」とか、

読み返して嬉しくなるものを書いている。

反省というか、

「今週楽しかったことダイジェスト」

とも呼ぶべきことたちなんだろうか。

この作業も日曜日の夜にやる。

そのあとは次の1週間のページを開いて、

その週の目標を3つ書くようにしている。

「本を1冊読み終える」って書く週が

圧倒的に多い。

 

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「NOLTY U」には巻末のノートページが

50ページ近くあるところも気に入っている。

今年は特に今まで行ったことのない

場所に行くことが多いので

「はじめて訪れた場所リスト」のページも

用意してみた。

すでにそれも3ページ目になった。

 

今までは手帳を使っていても、

マンスリーページを使うので

精いっぱいだったり

中途半端に埋められた

ウィークリーページを見て

「なんかもったいないな」と思うことが

多かった。

でも、今年は特に大学4年生に

なったこともあって

手帳の便利さに助けられる機会も

かなり増えた。

予定管理も感情の整理も

ウィークリーページを開くと出来る。

読み返してみることで、

少し前の自分のことも分かる。

今年、この手帳を使ってみて

手帳が私にとってますます

手放せないものになった。

「NOLTY U」はとくに、

紙の色も黄みがかっていて素敵だし

ほどよいシンプルさと遊び心があって、

とにかく書きやすいと思う。

見た目もきちんとしている。

来年の持ち歩き手帳としても

申し分ないと思う。

なんとなく、来年は「4月はじまり」を

使うのもいいなと思い

2018年の1月から3月は、

巻末のノートページを工夫して

ウィークリーページを増殖しようかな

とも考えている。

 

 

あ~手帳について書くと、止まらないな。

「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」

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特に語呂がいいわけではない。

(「狂わせる」じゃなくて

「狂わす」にすれば幾分良くなるだろう)

でも、この映画のタイトルと

チラシを見たときにすごく観たくなった。

タイトルだけで話の内容を想像できちゃうよ。

前髪を下ろしている水原希子さんも

とってもかわいいし。

 

そんなわけで、公開日は

だいぶ過ぎていたけれど

朝イチの上映を狙って、

この映画を観に出かけた。

奥田民生になりたいボーイと

出会う男すべて狂わせるガール」

 

コオロギみたいな名字の主人公、

興梠を演じるのは妻夫木聡さん。

奥田民生みたいな飄々とした

かっこいい男になりたい、雑誌編集者。

興梠は先輩の仕事の引き継ぎで

訪れたお店にいた担当のプレス、

水原希子さんが演じる天海あかりに

ひとめ惚れしてしまう。

あかりは、付き合っている彼氏と

うまくいっていなくて…というストーリー。

私が書くあらすじよりも、

映画のタイトルのほうがよっぽど

このストーリーのキーワードを

端的に表してくれていて笑っちゃう。

 

この映画に出てくる人たちは雑誌編集者、

アパレル関係、ライターたち。作家さんも。

そして雑誌もたくさん出てくる。

私は雑誌も本も大好きだから、

興梠の仕事場を見て終始ときめいていた。

このブログでも何回か紹介している

あの作家の名前も劇中に出てくるし。

この映画を監督した大根仁さんが

ある雑誌でやっている連載も

そっくり劇中に登場した。

(美女と飲みに行く、

写真と文章が載ったコラム!)

普段から雑誌を愛読している人にとって

わくわくするシーンがいっぱいだった。

 

そして何といっても水原希子さん演じる

あかりがかわいい!

長ーい脚とくるくる変わる表情を

大きなスクリーンで観て、

何度下半身と表情筋を鍛えようと

思ったことか。

そして劇中を彩る奥田民生さんの楽曲たち…

興梠の部屋にも彼のレコードやポスター、

雑誌なんかであふれていた。

 

興梠のロールモデルとしての奥田民生さん。

「この人のこんなところが素敵で真似したい。

あんなふうになりたい」

と思える人は私にも何人かいる。

そういうロールモデルがいるって

幸せだな、と思う。

実際に興梠もツラときは

奥田民生さんの音楽を聴いて、

彼の活躍ぶりを脳内で再生して、

「よし!」と立ち直るのだ。

 

そうそう、主演の2人の脇を固める

俳優陣も豪華だった。

新井浩文さんに江口のりこさん、

安藤サクラさん、天海祐希さん…

「この人が出てくる映画は間違いない」

と思えるくらい

存在感あるリリー・フランキーさん。

 

雑誌とファッションを取り巻く

キラキラとした世界が

画面に濃縮されているけれど

描かれているのは女性と男性の考え方の違い。

どれだけ小悪魔でワガママな子が

描かれているんだろうと想像していたけれど

「狂わせるガール」のあかりは、

まさに男の人から見た女の子だった。

男の人にはあんまり理解して

もらえなさそうな

感情の機微が伝わってくる。

興梠に対してはちょっと

情けないなと思ったり、

頑張れ頑張れ!と応援しながら

私はスクリーンに向かっていた。

 

物語のラストで、興梠は

奥田民生のような男になれたのだろうか。

はからずもミステリーっぽい

要素も詰め込まれた

奥田民生になりたいボーイと

出会う男すべて狂わせるガール」。

動くファッション雑誌として観るもよし、

雑誌編集者の裏側を知る

“劇”上インターンとするもよし、

男と女についての恋愛指南として

参考にするもよし、

奥田民生の楽曲を楽しい映像と

共に楽しむもよし。

味わい方がいろいろだから、

ぜひ周りの人にも観てほしいと思った。

 

そしてインスタグラムでは

あかりのアカウントがあるし、

主演の2人が表紙の雑誌「an・an」には

興梠の1日が覗ける。

映画の中で興梠が携わっていた

雑誌「malet」も実際に発売されている。

バーチャルな映画の世界を飛び出して、

映画を観ている私たちも少しだけ

彼らの日常を体感できるのも楽しい。

こういった題材の映画ならではの

ユニークな試みだと思う。

正直に語る100の講義

夏休み中というのに、

大学に毎日のように足を運んでいる。

卒業研究が佳境だからねっ。

おまけに私は講義まで受けている様子。

 

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森博嗣著『正直に語る100の講義』

 

わりと自然に書けたのは、だいたいが飾らない、盛らない、驕らない正直さのためでさないか、と自分でも感じている。(P.226 あとがきより)

 

「100の講義」シリーズ第5作にして完結作。

このシリーズは、

見開き1ページのエッセイが100

収録されているというもの。

森さんはまず100このタイトルを考えて

そこから一気にエッセイを書いていくという。

「正直でいる、無理をしない」という

ポリシーがあるから書き終えることが

出来たのだと結んでいる。

 

「クリームシリーズ」のエッセイから入って

森博嗣さんのミステリー小説も

シリーズもの・単発ものに関わらず

数年で何冊か読んできたけれど、

まだまだそれは全著作のほんの一部だ。

こんなに多作なのはやはり森さんの

正直さが根底にあるからなのだと思う。

 

他の人の小説を読んだあと、

エッセイを読んだあと、

気持ちを引き締めたいときに私は

森さんのエッセイを手に取る。

『正直に語る100の講義』はちょうど

文庫本が発売されたばかりだった。

 

シリーズものは、1冊目で作品側が

読み続ける人を選別するという。

人に選ばれて読まれていると

思っていた本だけど、

実は本に選ばれているという見方が新しい。

そして私は「100の講義シリーズ」を

完結編まで読んでしまったわけだ。

 

森さんいわくエッセイでは

「厳しいことを言っている」そうで、

確かに何気ない普段の自分の思考や

行動を振り返らながら読むと恥ずかしくなる。

「あー、もう少し賢くなりたい」と思う。

森さんのエッセイは、優しくて厳しい。

 

 

 

60/100 「しかない」が、

強調に用いられているようだ。(P.140)

では、強調の表現(とても、非常に、

すごい、死ぬほど、めちゃくちゃなど)が

どんどん登場してきたことによって

言葉のデフレが起こっていると指摘する。

ていねいなメールを作りたいとき

感謝の気持ちをどうにかして表したいとき

私が感じていた表現に関するモヤモヤは

「言葉のデフレ」と呼ぶと

しっくりくるのか、と驚く。

 

 

92/100 栞、栞紐と

いうものの存在が不思議。

ページを覚えれば

良いだけなのに。(P.209)

では、便利なものが出てくると

人は考えなくなるということを、本に

ついている栞を例に挙げて述べられていた。

栞を使わなくても、ページを覚えておけば

記憶力の老化に対抗できる。

「忘れてしまった時の罰ゲームは

ページを探す時間だ」と書いてあった。

 

 

何の気なしによく使ってしまう言葉の危うさ。

受けた言葉の裏の裏を読んで疲れること。

そういったことを「100の講義」では

ひとつひとつ気が付いて、立ち止まれる。

読み終えるとニュートラルな気持ちになれる。

 

 

 

ちなみに、森さんは谷崎潤一郎の作品の

ほとんどを読んだと本書にあった。

私はそれを今まで知らなかったし、

ちょうどカバンにこのエッセイと

谷崎潤一郎の短編集を入れて持ち歩いていた。

本を持ち歩いていると、作品に出てきた

地名を他のところで目にしたり

目で追っていた固有名詞を隣のテーブルで

誰かが会話に出してきたりする。

読書はそういう偶然もおもしろいのだ。

 

学生最後の8月31日

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私、誕生日8月31日なんだよね、

なんて人がいると今でも

「夏休み最終日なんだ!」と思ってしまう。

 

2学期制が広まって、

夏休みは9月の開始を待たずに始まる

なんて小中学校もずいぶん増えたのに。

大学生の夏休みもあと半分あるのに。

 

夏休みを迎える前に8月の目標を立てた。

課題図書(非公開)も設定した。

目標としてわかりやすかったのは

・ブログを8回更新する(8月だから)

・本を10冊読む

だった。

 

でも、今日の更新を合わせて

ブログ更新は4回しかできなかったし

本も半分の5冊をやっと読み終えたところ。

課題図書は3冊設定したけれど、

まだ1冊お腹が空きそうな

エッセイが残っているところだ。

 

泣いても笑ってもきっと

こんなに長〜い夏休みはしばらくないよな。

色々な過ごし方をしている人がいることは

SNSを見ていても、見ていなくてもわかる。

私はこの過ごし方を選んで来たんだと思って

後悔のないように楽しんでいる。

 

今夜は9月のことを考えよっと。

「独立記念日」

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初めて手に取る原田マハさんの本。

書店で初めてこの本を見かけた時、

江國香織さんの文庫装丁みたいだな」

なんて思ったような。

 

独立ってなんだろう。

私がぱっと思い浮かべるその意味は

金銭的に自立すること、だった。

そもそも独立と自立は

ごちゃまぜになって私の認識を曖昧にしてた。

 

この「独立記念日」という短編集も

もともとは「インディペンデンス・デイ」

というタイトルからの改題だったそう。

independenceの意味には

自立も独立もふくまれる。

 

物語を読み進めるにつれて

原田マハさんが改題して「独立」を選んだ

気持ちが少しずつわかって行く気がした。

 

短編集の中の一編一編の主人公の

考えのクセや悩みごとなんかが

少しずつ自分のもののように思う。

この短編集の主人公たちは

2時間映画の主人公たちがそうするように

ラストに向けて私を置いて行ったりはせず

優しく寄り添ってくれるような気がする。

 

ある一編で私は通学のバスの中で

涙をぬぐったし

ある一編で私はページの端を折った。

一編一編噛みしめたい感情の連続。

 

ガムのようにしっかり噛みしめたあとは

しっかり生きていこうかな、と

すきっと立ち上がって駆け出す自分が見える。